遅ればせながら、録画してあった今年のウィンブルドンジュニア決勝戦をじっくりと観戦しました。

結果はもちろんニュースで知っていましたが、16歳175cmという最近のテニス選手にあっては小柄な望月選手が、18歳高身長のスペイン、ヒメノ・ヴァレロ選手にどんな戦いだったか楽しみにしていました。

あの錦織選手ですらなしえなかった、4大大会ジュニアでの優勝という輝かしい結果を残した望月慎太郎の今後に注目していきたいですね。

ウィンブルドンジュニア決勝戦の結果

 

試合の結果は、6-3、6-2のストレートで、望月選手が勝利。

さすがにシニアの試合を見慣れているだけに、サーブのスピードや、ショットの精度などは、見劣りはしますが、それは当然のこと

逆に、リターン力や、積極的にネットに出るスタイルを含め、戦術面では、シニア選手と比べて遜色ないレベルではと思わせるほど、完成度は高い印象を受けました。

ウィンブルドンジュニア決勝戦、望月慎太郎優勝の瞬間!

望月慎太郎の今後の展望

 

16歳でジュニアの四大大会優勝という偉業達成は、やはり素晴らしいの一言でしょう。日本人の記録としては、1969年の沢松和子さん以来、2人目ということです。

当然、回りからは、将来の活躍を期待されるでしょうし、その素質、可能性も今回の決勝戦を見た限り十分あると思います。

現時点で少し心配なことと言えば、やはり身長でしょうか。

178cmの錦織選手が、サーブのスピードや、ストロークの馬力で苦労したり、特にグランドスラムの5セットマッチでのスタミナ切れに苦しむ様は、やはり他の選手と比べての体のビハインドが原因の一つではないでしょうか?

最近は、専属のトレーナーが付いて、めっきり体が大きくなってきた印象を受けますが、やはり、念願のグランドスラムを最後まで戦うためには、テクニックに加えてスタミナも大きな要素という認識だからでしょう。

そういう観点で、望月選手が、今後、身長を含めてどれだけの体を作って行けるかというのが、最も大きな課題ではないかと想像します。

歴代のウィンブルドンジュニア優勝者の顛末

 

歴代のウィンブルドンのジュニア男子シングルス優勝者にはそうそうたる顔ぶれを見ることができます。

古くは、ボルグ、レンドル、エドベリ、そしてフェデラー。そんな中に2019年望月慎太郎という日本人の名前が刻まれたことは実に誇らしいことではありますね。

一方で、フェデラーが優勝した1998年以降の優勝者の中で、シニアのグランドスラム優勝者が何人いるかというと実は一人もいません

ジュニアの四大大会まで枠を広げたとしても、2003年の全仏ジュニアで優勝したワウリンカ、2005年の全仏ジュニアで優勝したチリッチの二人だけなのです。

そういった意味で、今回のウィンブルドンジュニア優勝イコール将来の約束が必ず約束されたわけではないというのが、プロスポーツの厳しさでもあります。

何とか、日本の男子テニスを背負う次世代の選手としてこれからもますます活躍してくれることを願ってやみません。

ちなみに、帰国後の望月選手、7月15日付けのジュニア世界ランキングで1位となりました。

また、初のATPチャレンジャー参戦となった四日市チャレンジャーでは、残念ながら初戦敗退となりました。

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