2019年の全仏オープンの日程がすべて終了しました。男子シングルスの決勝は、ジョコビッチをフルセットの末破って、勝ち上がったクレー巧者のドミニク・ティエムと、全仏前人未到の12勝がかかったラファエル・ナダルの一戦。

非常に見ごたえのある試合でした。

全仏オープン決勝戦の結果

 

結果は、既にご存知の通り、セットカウント3-1で、ナダルが勝利しました

全仏オープン 1 2 3 4 5 SET
ラファエル・ナダル 6 5 6 6 0 3
ドミニク・ティーム 3 7 1 1 0 1

 

第1セット

1set 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 tb total
ナダル - - - - - - - 6
ティエム - - - - - - - - - - 3

※:〇キープ/◎ブレーク/★タイブレーク獲得

第2セット

2set 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 tb total
ナダル - - - - - - - - 5
ティエム - - - - - - 7

第3セット

3set 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 tb total
ナダル - - - - - - - 6
ティエム - - - - - - - - - - - - 1

第4セット

4set 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 tb total
ナダル - - - - - - - 6
ティエム - - - - - - - - - - - - 1

 

2019全仏オープンの結果に対する独断と偏見による見解

 

終わってみれば、2セットこそワンチャンスをものにしたティエムの勝負強さが光りましたが、第3セット、第4セットは、6-1,6-1とナダルの一方的な展開でした。

特に、第2セットを落とした直後、長めのブレークを取ったナダルの心理的な作戦が、結果的には見事だと思えました。

第2セットをワンチャンスでものにして、少し、ホッとしたのでしょうか。第3セットへ向けて、そのままの勢いで突入すべきティエムに対して、トイレットブレークで間を取り、再開後は、一気にギアを上げて、少し気が抜けた感のあったティエムを圧倒していったところはさすがでした。

前日の準決勝で、風の影響こそあったとは言え、ナンバー1ジョコビッチを下して、勢いに乗るティエムを、まったく寄せ付けないナダルの強さは、神がかっているようにも見えました

遡って、錦織選手との準々決勝、体力的な限界が来ていた錦織では、勝負にならなかったという感じでしたが、万全の状態で臨んだとしても、クレーのナダルというのは、並大抵に事では崩せるような壁ではなかったような気もします。

準決勝のフェデラー、決勝のティエム戦でさらにその思いは強くなりました。

33歳にして、この勢い。この先、一体、いつまでクレーキングの強さが続いていくのか楽しみですね。

総括的な感想

 

その他、全体的なことで、気が付いたことを書きます。

まずは、錦織とドロー表で近かった、メドベージェフの初戦敗退。勢いのあるメドベージェフが少し足踏みしました。

錦織は、全仏の結果を受けて、ATPランキング7位をキープしたとのことです。ネクストジェンと言われる、若手がどんどん台頭してきてはいますが、相変わらず、トップ10をキープしている錦織は、勝利こそないものの、安定した実力と言っていいでしょう

チチパスvsワウリンカ戦、フルセットの末、ワウリンカの勝利でした。ここで、チチパスが勝利し、新旧交代かと思って見ていましたが、結果はさにあらず。ワウリンカもまた上位へ復活してきた感がありました。

錦織選手や、ティエム、ズベレフ、チチパスなど、ネクストジェンのホープが、ビッグ3にとって代わるには、特に、全仏のような、過酷な5セットマッチならなおさらのこと、ドロー前半をいかに省エネで勝ち上がっていかないといけないかということを痛感させられた大会でもありました

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