いよいよ日本時間の5月26日にボクシングWBOスーパーフェザー級チャンピオン伊藤雅雪の2度目の防衛戦が行われます。

伊藤雅雪と言えば、2018年7月28日に行われたロマチェンコの返上したWBO世界スーパーフェザー級の王座決定戦で、23戦15KO無敗、プエルトリコのホープ1位のクリストファー・ディアスに対して、4ラウンドに3連打による見事なダウンを奪うなど、大差の判定でチャンピオンになりました。

プエルトリコの人にとっては、先日の井上尚弥に敗れた、エマヌエル・ロドリゲスといい、日本のボクサーは、憎い存在になったかもしれませんね。

また、日本人ボクサーのアメリカでの王座奪取は実に37年振りということです。

ジャニーズにも入れそうな甘いマスクも手伝って、日本のボクシング界では一躍注目の選手になりましたね。

本日行われた計量では、両者ともに一発クリア。今回から、伊藤がアメリカでもらった新しいニックネームは、「The Judge」(裁判官)。そのニックネーム入りのTシャツと、裁判官が判決を下す際に使う槌を持っての登場。

ショー性を好む、アメリカのファンを意識した演出かもしれませんね。

また、ツイッターでポロっとつぶやいた、第3子の誕生。今年の11月頃に、出産の予定だそうです。まだ見ぬ第3子のためにも、今回は負けられない一戦になりそうですね。

一方で、へリングは、イラクへ2度派遣された経験を持つ米国海兵隊上がりの選手で、ロンドンオリンピック米国代表と言う輝かしいアマチュア戦績を持つ選手。現地時間の5月25日は、海兵隊の記念日(休日)でもあり、伊藤にとっては、アウェイ感一杯の試合を余儀なくされるかもしれません。

伊藤雅雪タイトル奪取の瞬間

 

伊藤雅雪の初防戦は、7ラウンドTKO勝利

 

伊藤の初防衛戦は、まだ記憶に新しいところ。2018年12月30日に日本で行われたWBO同級1位のイフゲニー・シュプラコフ(ロシア)との一戦、7ラウンドのTKO勝利は見事でした。
ただ、コーナーがタオルを投げ込んだ、投げ込んでないと、少し歯切れの悪い終わり方ではありましたが、伊藤選手のボディーがかなり効いていたのは、素人目にもあきらかだったので、遅かれ早かれといったところだったでしょう。

初防衛戦の様子

よく初防衛戦は、タイトル奪取より難しいと言われますが、この試合の伊藤は、緊張感もあまり感じられず、アメリカで戴冠した自信がそうさせているような印象を受けました。

スポすきが、少し心配なところは、伊藤自身は、運動神経や動体視力に自信を持っているとのことですが、タイトル奪取の試合も、この初防衛戦でも、かなりパンチをもらっていること

もう一つは、ここ最近の試合は、TKO試合が続いているので、アメリカに渡って、攻撃的なスタイルに変化した結果だとは思いますが、今一つ、パンチに体重が乗り切れていないように思います

全くの素人目なので、聞き流していただければいいかと思いますが、強打者と当たった場合に、例え互角の勝負であってもパンチを被弾して、KO負けという懸念がぬぐえません。

2度目の防衛戦、ジャメル・ヘリング

 

さて、いよいよ明日に迫った防衛戦、対戦相手のジャメル・ヘリングについて見てみましょう。

身長 178cm リーチ 178cm
1985年10月30日生まれ 33歳

戦績:21戦19勝(10KO)2敗 1KO負 KO率48%

一方の伊藤は、

身長 174cm リーチ 179cm
1991年1月19日生まれ 28歳

戦績:27戦25勝(13KO)1敗 0KO負 KO率48%

へリングは現在WBOランキング9位。身長は、4cm高いですが、リーチは逆に伊藤の方が1cm長い。へリングの戦績だけを見ると、恐れるに足らずという感じもしないではありません。

KO率は高くなく、逆にKO負けも1度ありますから。

ただ、過去の試合映像を見ましたが、かなりパンチはありそうな感じを受けました。伊藤選手自身が、トップランク社と契約しての初戦、KOを狙っていくと言っているように、恐らくは攻めのボクシングを展開するでしょう。

へリングの試合映像

 

そこへへリングの不用意な一発をまともにもらってしまうと、一発KOの心配もあります。

うまくかわして、得意の連打を打ち込み、井上尚弥とまではいかないにしても、早い回での文句なしKOを期待したいところですね。

そうすれば、同級の強敵チャンピオン、ミゲール・ベルチェルト戦や、その先にワシル・ロマンチェンコ戦も見えてくるかもしれません

明日のお昼、WOWOWのエキサイトマッチ、生放送をお楽しみに!

おすすめの記事