本日の一番のお楽しみ、パッキャオvsサーマン戦が終わりました。初回、パッキャオがいきなりサーマンからダウンを奪うという予想だにしなかった幕開けでしたが、なかなか見ごたえのある好勝負だったと思います。

マニー・パッキャオvsキース・サーマン戦の結果

 

試合の結果については、皆さん既にご存知だとは思いますが、2-1のスプリット・デシジョンで、パッキャオの判定勝利となります。

この判定結果については、後程、言いたいことがあるので述べるとして、試合のポイントとなったのは、大きく2つ。

初回にパッキャオが奪ったダウンと、同じく10ラウンドのパッキャオの左ボディ、この2つでしょう

それにしても、初回いきなりのサーマンのダウンは意外でした。このダウンで、それまで積極的に出てきていたサーマンがペースダウン。あきらかに、パッキャオ主導に変わっていきました。

スポーツにたらればはありませんが、このダウンがなければ、しばしサーマンの攻勢は続いたと思われ、そのうちの一つでもクリーンヒットしていれば、展開は大きく変わっていたのではないかと思います。

それほど、試合前半の流れにとって、このダウンの持つ意味は大きかったですね。

そしてもう一つの10ラウンドのボディ。これも、2ラウンド以降、一進一退の攻防が続き、初回のダウンを考慮しても、ポイント勝負でどちらに勝利が転がり込むか微妙な雰囲気になってきた矢先の出来事でした。

これで、パッキャオ有利の戦況がほぼ固まったと思える終盤の大きなポイントでした

40歳vs30歳対決として注目されましたが、当たり前ですが40歳と言っても全くハンデなし。その中で、ややラッキー感もありましたが、無敗のスーパーチャンピオンであるサーマンから、初回にダウン、10ラウンドには、明らかに効いたボディーを奪うなど、恐るべし40歳でした。

10代から40代まで、現役でしかも世界チャンピオンとして君臨し続ける選手など、今後もまず現れないのではないでしょうか?

しかも、国会議員との2足のわらじということも加味すれば、神がかっているとしか言えませんね。まさに生けるレジェンドです。

中盤当たり、サーマンの反撃を結構まともに食らって、スタミナ切れ?という場面もなくはなかったですが、それを覆すのにも、10ラウンドのボディーは大きかったと思います。

ボクシングのジャッジについて

 

今回の試合の判定結果は、115-112、115-112、113-114という結果でした。WOWOWの解説者の採点からしても、115-112という判定は、妥当なところでしょう。

そんな試合において、正式なジャッジとして認められている人が、113-114という判定結果を出すわけですから、やはり、ここに現在のボクシングの採点基準の問題点が存在するような気が改めてしました。

疑うべきことなくパッキャオが取った、1ラウンドのダウン、10ラウンドのボディを考えると、これだけで3ポイントの貯金があります。

残りの10ラウンドでサーマンが、1ポイントをリードするためには、7ラウンドを取らないといけません。

確かに、微妙なラウンドもいくつかありましたが、どう考えても10ラウンド中7ラウンドでサーマンが優位だったとは、素人目にも思えない内容だったと思ういます。

昨日の中谷戦では、逆に、あそこまで大差の判定になるほど、試合全体の流れがロペスにあったとは思えません。

ラウンド毎に必ず優劣をつけるという現在の採点基準があまりはまらない試合が続いたので、そんなことを考えてしまいましたが、やはり誰が採点しても同じ結果になるような理想の採点基準をこれからも追及していかないといけないと思いました

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