スポすきのボクシング観戦歴は、そんなに長くはありません。

古くは、日本のテレビで放送していた、具志堅用高のタイトル奪取となったホアン・グスマン戦くらいからでしょうか。

以降、具志堅の防衛戦はすべて見た記憶がおぼろげながらにもあるのですが、かと言って、その頃から、大のボクシングファンだったということもありません。

その証拠と言ってはなんですか、具志堅より後の、浜田剛については、もちろん知ってはいましたが、現役時代の試合をリアルタイムで見た記憶はありません。

WOWOWのエキサイトマッチの解説でよく目にするようになってから、後追いで、すごいハードパンチャーだったことを知ったくらいです。

やはり、ボクシング好きになったきっかけと言えば、WOWOWのエキサイトマッチを見だしてからでしょう。

もちろん、当時は世界のボクサーの名前など全く知らなかったのですが、しばらく見続けていると、何度も登場する選手や、衝撃のKO勝利を納めた選手などは、だんだん、顔も名前も覚えるようになり、徐々に、ボクシングのとりこになって行ったのです。

一番好きなボクサーは誰?

 

では、スポすきが、独断と偏見で選ぶ、一番好きなボクサーは一体誰でしょうか?

それは、メキシコの至宝!ディアミタ(ダイナマイト)ファン・マヌエル・マルケスです。

スポすきが、リアルタイムで、マルケスの試合を見たのは、恐らく2004年5月8日に行われたマニー・パッキャオとの1回戦だと思います。

マルケス vs パッキャオ 第1戦

 

 

マルケスは、この試合、1回にいきなり3回ものダウンを喫します。普通は、これで終わったと思うところですが、2回以降、驚異の粘りを見せ、ついに判定まで持ち込みます。

判定の結果は、3者3様のドロー。マルケスが勝っていたとう意見も多かった試合です。

しかし、マルケスという選手、ダウンこそよくもらうものの、キャリア後半は、大半がタイトルマッチか、それに匹敵するような試合ばかりやっていた割に、KO負けが全くないというのは、驚異です。

この試合の初回のダウンも、結構まともにくらっている割には、ダメージがないように思えます。(だからこそ、残り11ラウンドも互角か、それ以上の戦いができたのでしょうが。)

マルケス vs パッキャオ 第4戦

 

また、因縁の宿敵、パッキャオ戦と言えば、やはり印象に残るのは、第4戦でしょうか。

2012年12月8日に行われたこの試合。今でもはっきりと覚えていますね。

パッキャオの地味なグレーのトランクスが印象的でした。

3ラウンド、マルケスの右オーバーハンドからのロングフック(?)で、パキャオがダウン。しかし、致命的なダメージではありませんでした。

その後、5ラウンドには、逆に、マルケスがカウンターをもらい、ダウン。

このダウンで、勢いづいたパッキャオでしたが、魔の6ラウンドを向かえることになってしまいます。

そうです。あの壮絶なKOシーンです。

アントニオ・マルガリート、ミゲール・コット、シェーン・モズリー、オスカー・デラホーヤと立て続けにビッグネームを撃破してきたパッキャオが、ここまで完璧にマットに沈む姿は全く想像できませんでした。

衝撃のKOシーンです。

 

カウンターの名手 マルケス

 

スポすきが、マルケス一押しの最大の理由は、マルケスのカウンターパンチの素晴らしさにあります。まさに芸術的なカウンターを放ちます。

よく、WOWOWのエキサイトマッチで、浜田剛さんが、この選手は、下がりながらでもカウンターが打てると言われていたのが、印象的です。

しかも、そのカウンターが単発ではありません。マルケスの試合を見ていただければわかりますが、最初のカウンターを打った後、必ずと言っていいほど、2発目、3発目の攻撃があります。また、3発目の多くは、左アッパーもしくは、メキシカン特有の左ボディです。

この完全に、左に重心を落とした姿勢から放たれる、アッパーやボディーブローを食らったら、たまらんだろうなと思っていつも見ていました。

また、打たれたら、打ち返すという、ボクサーには絶対必要な、好戦的なスタイルも、マルケスの魅力です。

宿敵、パッキャオとの1戦~4戦が生まれたのも、マルケスの好戦的スタイルがパッキャオのボクシングとかみ合って生まれたと言っても過言ではないでしょう。

見ていて面白いボクシングの代表だと思います。

悲運のボクサー

 

スポすき一押しのボクサー、ファン・マヌエル・マルケスですが、彼のボクサー人生を、詳しく調べてみると、これでもかと言うくらいに、不運な出来事が多かったことに驚かされます。

・デビュー直前に、木から落ちて背骨に重傷を負い、デビューが2年遅れた。

・デビュー戦では、初回に3度のダウンを奪うものの、えこ贔屓判定で、反則負け。

WBO世界フェザー級1位の座に、22か月君臨したのも関わらず、その間、タイトルマッチの機会を与えられなかった。

・ようやく巡ってきた、初の世界挑戦で、実質2度のダウンを奪ったのも関わらず、レフリーがダウンを取らず判定負け。

などなど、調べればきりがないほど出てきます。

そんな苦境にも腐らず、名ボクサーの地位を不動のものにしたところにも、マルケスの魅力を感じます。残念ながら、少し前に、引退をしてしまいましたが、現在は、ESPNのキャスターをしているとのこと。

今後の活躍も期待してやみません。

 

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