カスティージョvsコラレスの奇跡の大逆転KOの思い出に浸っている流れから、コラレスの強打者振りが懐かしく思い出されました。

コラレスの試合で、最も印象に残っているものとして、先のカスティージョ戦に加えて、WBOのライト級タイトルマッチとして行われた、アセリノ・フレイタスとの一戦をご紹介したいと思います。

アセリノ・フレイタスの戦歴

 

アセリノ・フレイタス選手も、スポすきがWOWOWのエキサイトマッチを見始めた頃に、よく番組に登場していた選手で印象深い選手の一人です。

1975年9月21日生まれの現在43歳ですが、ブラジリアン・ボンバーの愛称を持ち、当時、破竹の勢いで連勝を続けていた選手です。

主な戦歴をご紹介すると、1999年にアナトリー・アレクサンドルフを1回KOでくだして、WBO世界スーパーフェザー級の王座を獲得。2002年には、WBAの同級王者だった、ホエール・カサマヨルとの王座統一戦に勝利し、WBAのスーパー王者にも認定されました。

統一王者を3度防衛した後に、ライト級へ階級を上げ、当時、WBOのライト級タイトルを17度も防衛していたアルツール・グレゴリアンに挑戦。

3度のダウンを奪う、判定勝利で、2階級制覇を達成します。

アセリノ・フレイタスvsディエゴ・コラレス戦

 

そして、そのタイトルの初防衛戦の相手として迎えたのが、ディエゴ・コラレスだったのです

アセリノ・フレイタスvsディエゴ・コラレス戦ハイライト

 

試合の前半は、ブラジリアン・ボンバーのニックネーム通り、勢いよく飛び出したフレイタスでしたが、徐々に、コラレスのパワーに押されるようになっていきます。

そして、8回、コラレスの猛攻の中で、強烈な右フックをもらってしまい、たまらずにダウン。半ば、放心状態の表情が印象的で、すでにこの時点で、フレイタスは戦意を喪失していたように思われます

何とか、ゴングにも救われて向えた9ラウンド。まともに打ち合っては勝ち目がないと思ったのか、足を使うフレイタスですが、またもやコラレスのアッパー気味の右フックをもらってしまい、大きく吹っ飛んでしまいます。

この時は、もう完全に顔を左右に振って、これは無理という表情でした。井上尚弥にダウンを喫した、エマニュエル・ロドリゲス程ではありませんが、もうここで勝負は既にありました。

またしてもゴングに救われて、9ラウンドが終了しますが、コーナーに戻ったフレイタスの表情を見ると、言葉は発せなくても、「もうやりたくないよ」と思っていることがはっきりとわかりました。

結局、10ラウンドでまたもダウンをもらったところで、戦意喪失のTKO負けとなってしまいます。

これまで、破竹の勢いで勝利を重ねてきたフレイタスにとっては、相当、ショッキングな対戦だったのではないかと思われます。

2年後、フレイタスは、WBOのライト級王座に返り咲きはしますが、初防衛戦を行うことなく引退を表明。

その後すぐに現役復帰して、ファン・ディアスとの王座統一戦に臨むも敗れています。

生涯の対戦成績は、43戦41勝2敗うち34のKO勝利。KO率79%の強打者でありました。

このフレイタスvsコラレス戦を見れば、フレイタスを戦意喪失に追い込んだ、コラレスの強打者ぶりにも納得いただけるのではないでしょうか?

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