先日のジャーメル・チャーロvsホルヘ・コタ戦を観戦していると、リングサイドで懐かしい顔がクローズアップされました。

メキシコの元ボクサー、ホセ・ルイス・カスティージョです。スポすき!がWOWOWのエキサイトマッチマッチをよく見るようになって間もないころだったと思いますが、このカスティージョとディエゴ・コラレスの初戦は、これまで見た試合で最も記憶に残っている試合の一つではないかと思います。

懐かしくなって、Youtubeで再度、試合を見てみましたが、最後の10ラウンドの逆転TKO劇は、その記憶が間違っていなかったことを証明してくれました。

コラレス vs カスティージョの初戦ハイライト

 

10ラウンド、早々にカスティージョのドネアばりの強烈な左フックが炸裂。コラレスは一瞬、意識が飛んだかのように、少し時間がたってから崩れ落ちました。

辛うじて、立ち上がるも、すぐに左フックの連打をもらい再びダウン。今のボクシングなら、十分TKOで試合を止めるタイミングのような気がしますが、立ち上がったコラレスも立派です。

そして、その後に奇跡の大逆転KO劇が起こるのです

ただ、コラレスは、2回のダウンをもらった際に、マウスピースを吐き出していたため、レフリーがマウスピースの着用をセコンドに指示。この間、試合再開までしばらく時間があり、コラレスがダメージを回復したと当時も物議を呼んだようですが、今、見ても、確かにコラレスにとっては、十分、休む時間になったことは間違いありません。

コラレスが故意にマウスピースを吐き出していたとすれば、かなりグレーな展開だったと思われます。それもテクニックの一つと言えなくもないですが、あのダウンのダメージの中で、そんなことを考える余裕があったかどうか。。。

長年、ボクシングを見てきましたが、これほどまでに劇的な展開は恐らくないと思われますので、もしこの試合を見たことがないという方は、ハイライトの10ラウンドだけでもぜひ見てくださいね

そして、試合後、マウスピースのいきさつや、試合ストップのタイミングなどの論争があり、5か月後に再戦が行われることに。

コラレス vs カスティージョの第2戦

 

再戦では、4ラウンド、またしてもカスティージョの強烈な左フック一閃で、コラレスがダウン。そのまま試合は終わってしまいます。

ただ、この試合、カスティージョが、前日、当日の計量をパスできずに、当初のタイトルマッチの予定から、ノンタイトル戦に変更されて行われた試合。またしてもスッキリとはしない終わり方となってしまいました。

そして、第3戦がラバーマッチとして組まれましたが、カスティージョがまたしても計量オーバーを犯し、それに激怒したコラレス側が試合をキャンセル。そのまま、第3戦は行われることはありませんでした

コラレスは、ご存じのように、その後、29歳の若さで、交通事故(バイク)でこの世を去ってしまいますが、相当、アルコールが入っての運転だったようで自業自得以外の何物でもありませんが、ボクシングファンとしては、コラレスの強打のボクシングは見ていて面白いものであったので、非常に残念でなりません。

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